ハプニング続き

2000年10月31日
大会競技本部のコピーがいかれた。
どうやってもエラーが消えない。
業者の人に頼んで、修理してもらう。
OUT OF ORDER。

スタッフが大会競技本部に飛び込んでくる。
「会場の照明が暗くなった!!」
なにごと、なにごと?
いきなり、照明の電気がほとんど1列分消え、全体的に暗い。
ふっと、コートを覗いたら、選手がいない!
どこに行ったの?
「選手、もう、引き上げちゃったよ。
 ホテル帰っちゃったよ。もう、復旧不可能だね」
・・・と、健太郎さん。
マジで??
マジ?マジ??
すぐに、場内アナウンスが流れる。
「ただいま、照明復旧作業を行なっていますので、
 今しばらくお待ちください。
 なお、試合は2時15分から再開する予定です。」
2時15分に試合再開できるの〜〜??
また、健太郎さんに、かつがれた〜〜〜!

このとき、NO2コートでは、
本村剛一選手vs岩見亮選手が試合をしていた。
岩見くんが0−3からまくって、タイブレまでもつれこみ、
1stセットとった!
これは、番狂わせが起こるかも!!!と思ったとたんに、
このハプニング。
この中断を味方にしたのは、本村さんだった。
2nd、3rdは何なく取った。
この中断で、調子の波を切られた岩見くんに、
集中しなおして、自分ペースで試合を進めることができた本村さん。
ハプニングに対する時間の使い方が、やっぱ、うまいんだろうなぁ。
「自分が弱かったから負けただけ」と、
どこかで聞いたことのあるセリフを残して、帰っていったそうだ。
マジで、残念だったなぁ。岩見くん。

松井俊英選手が大会本部に来た時のこと。
健太郎さんにお話を始めた。
「今日の4試合目のこの試合のこのフランスの選手、知ってます?
 この人、カゼひいているらしくって、デフォするかもってウワサがあるんスよ」
「ちゃんと、サインインしてる?」
「してますよ!」
「もし、試合に入れないかもしれなくても、アップだけは、万全にいておけよ」
「はいっ!!」
は〜〜、選手間の情報って、すごいなぁ。
そして、ウワサどおり、その選手は棄権し、
松井くんは、ラッキールーザーになって、試合に入ることになった。
・・・。
しばらくして、コーチが大会本部に飛び込んできた。
「トレーナー呼んで!!急いで!!」
トレーナーさんは、もうすでにコートに入って、治療を始めていた。
後で聞いたところ、実際、見ているときにその事故が起こったらしい。
バック側だと予測したボールがフォア側のボールで、
左体重から右体重に変えようとしたときに、
右のアウトサイドが床に引っ掛かり、そのまま体重かけて倒れてしまったそうだ。
網越しにちょっと垣間見た。
ものすごい痛がり方。
くやしさも含まれていたのかもしれない。
右足首。
ネンザ??もしかしたら・・・骨までいっちゃってるかもしれない。
なんか、自分のケガと重なった気がして、
見てられなくて、その場を後にした。

結果、幸い骨折はしていなかったけれど、
靭帯が切れた(?)らしい。
来週の全日本も、再来週の大阪チャレンジャーもダメだろうな。
多分、かなりひどいネンザをしている私よりも、重いケガだもの。
かなり、痛いな・・・。

鈴木貴男選手も、今日、わき腹の肉離れでリタイアしてたな。
今日は、けが人、ハプニング、起こりすぎ。
ハプニングは、まだ、笑い事で済ませられるけれど、
もう、けが人、出ないで欲しいな・・・。

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