ヨボセヨ!

2000年11月4日
剛一さんvsノウル。
ちょっと・・・勝ち抜くには、厳しいかな。
ノウルは、メチャ、背が高い、手足も長い。
にもかかわらず、
両手フォア、両手バックに、両手フォアボレーに両手バックボレー。
片手のショットは、サービスだけ。
しかも、このサービスが、また、恐ろしい武器なんだ・・・。
確かにサービスはすごい。
でも、あれだけタッパがありながら、
両手でちまちまテニスをやってるのが、気に食わない。
ってことで、あまり好きな選手じゃないな。

やっぱり、サービスに押され気味。
昨日までにように、相手選手をワイドに振れない。
攻めていたところでのネットミス、バックアウトが目立つ。
いいカンジで攻めているのに〜〜〜〜!!
厳しいところを狙いすぎて、サイドを割ることも多い。
やっぱ、相手のパワーに負け気味なのかなぁ。
昨日までに見たことないミスばかりだった。
今日も、今大会2度目のハプニング、照明ダウン。
剛一選手は、このハプニングに、以前、救われている。
岩見くんとの試合の時。
ひょっとしたら・・・今回も、それを期待したけれど、
そうは問屋が降りなかった。
残念。
・・・剛一選手、お疲れ様でした。

隣では、リーくんとテイノくんの試合。
テイノがすごく、アグレッシブで、恐れも何もなく、向かっていく。
勢いと気迫が、すごい。
気迫と気迫がぶつかり合う。
でも、リーくんがあっさり1stをとった。
そこで、照明ダウン。
選手が引き上げている中で、テイノくんだけが、コートに残る。
そして、本を読みふけってる。
・・・冷めちゃうぞ〜〜。

試合再開しても、テイノくんの勢いは落ちない。
リーくんの勢いまで吸収している勢いだ。
今まで決まりまくってたリーくんのショットが、入らなくなった。
やればやるほど、どんどんはまっていく気がした。
今までの調子が、どこかへ行ってしまった。
テイノくんの、見事な逆転だった。

スタッフがちょっと、困った顔をして言っていた。
「リー〜〜、がんばってくれよ〜!まずいよ〜、勝ってくれよ〜〜」
そりゃ、そうだろうね。
去年のシングルスチャンピォンだもんね。リーくん。
誰も知らないノウルとテイノ。
「誰だよ、オマエって感じだよな。誰が見に来るんだよ〜〜」
ただでさえ、天気が芳しくなくって、
客足、少ないもんね。
そういう意味では、リーくんに勝ってほしかったけれど、
でも、大丈夫。
きっと、テイノは世界レベルになるから。
マイケル・チャンみたいに。

照明ダウン中に、レストランに行った。
ワタシ達の次のお客が、リーくんのペアのユンくんだった。
そう、あの例のシャトルバス事件の。
って〜〜〜、サインしてもらうもの、ないよ〜〜。
大会スタッフウェアも、油性ペンも、パンフレットさえ!
そこに、偶然、渡辺功さんが通りかかった。
事情を話したら、「これあげるよ」って言って、
パンフレットもらっちゃった。
なんて、いいオジサマ。
感動もつかの間、ユンくんもお店を出て行こうとしたので、
とっさに韓国語で呼び止めて、サインをもらちゃった。
スタッフやってて、選手の顔を名前が一致して、良かったぁ〜。

そして、最後の一戦。
リーくん・ユンくんvsアレグロ・ノウル。
もちろん応援するは、韓国ペア。
アレグロは本村に負け、ノウルは本村に勝った。
本村つながりのペアだね。
リーくんの試合が終わるの、遅かったから、
十分に時間が空けられず、
30分後くらいにダブルスが始まった。
ユンくん、めっちゃ、ボレーうまい。
でも、4人とも、見事すぎ。
反応も早いし、息もつく間もないようなボレーボレー、
ちょっとボールを浮かせてしまえば、スマッシュされるし。
リーくんが、やっぱり、ちょっとだけ、尾を引いていたかな。
疲れと、不調。
残念ながら、韓国ペアは負けちゃったけれど、
もう、ただただ、感動した。

明日は、ファイナル。
ノウルは、単複のファイナリストだね。
応援するは、テイノ。

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